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Instagram（インスタグラム）は、写真や動画を共有することで多くの人々とつながることができる人気のソーシャルメディアプラットフォームです。

中でも、他のユーザーが投稿したコンテンツを自分のアカウントで共有する「リポスト」は、多くのユーザーに利用されています。

しかし、「リポストのやり方がわからず困っている」という方もいるのではないでしょうか。

本記事では、インスタでのリポストのやり方やメリット、注意点について詳しく解説します。

インスタのリポストとは？

Instagramのリポスト機能は、他のユーザーの投稿を自分のアカウントで再度共有する機能です。

リポストを行うことは単なる転載ではなく、引用という形になります。

引用は著作権を侵害しないため、他のユーザーの投稿を自分のフィードに表示したい場合、リポストの利用がおすすめです。

インスタのリポストのやり方

ここではリポストのやり方について、インスタアプリを使った方法と外部の無料アプリを使った方法の2種類に分けて解説します。

インスタグラムの公式アプリを使ったリポスト方法

インスタグラムの公式アプリを使ったリポスト方法は、以下のとおりです。

1.リポスト対象のコンテンツを探す

まず、リポストしたい画像や動画を見つけ、投稿を開きます。その後、コメントの横にある、飛行機の形をしたアイコンをタップしてください。

2.ストーリーズに貼り付ける

「ストーリーズに投稿を追加」を選ぶと、ストーリーズ画面が表示されます。「→」または「ストーリーズ」をタップすれば、ストーリー上でのリポストが可能です。

ただし、元のユーザーの許可なしに画像の色を変更したり、文字を追加したり、画像の一部を切り取るなどの編集を行うことは、著作権侵害となります。

もし元のコンテンツを編集したい場合は、事前に許可を得るようにしましょう。

3.フィードに投稿する

フィード（タイムライン）にリポストを表示するには、あらかじめストーリーズとしてリポストしておくことが必要です。フィードへのリポスト方法は以下の通りです。

①公開したストーリーズ投稿を開く。

②画面右下にある「…（その他）」アイコンをタップし、ポップアップが表示されたら「投稿としてシェア」をタップ。

③通常の投稿画面に切り替わるので投稿画面でキャプションや投稿主へのメンションなどをして「シェア」ボタンをタップするとリポスト完了。

注意点として、元の画像には、手を加えないように注意しましょう。画像サイズについては、元画像が欠けない範囲であれば拡大が可能です。

④キャプション（コメント）には、自身のコメントに加えて、引用元の情報やリポスト投稿である事実、感謝の言葉を記載します。

引用元の投稿をタグ付けすると、閲覧者が引用元のアカウントにアクセスしやすくなるので、リポストの際は可能な限りタグ付けをしましょう。

外部の無料アプリでリポストする方法

リポストは外部のアプリで行うのが一般的です。

アプリストアで「Instagram repost」などと検索すると、リポストできるさまざまな無料アプリが表示されます。代表的なものとして挙げられるのが「Repost for Instagram」です。

ここでは、Repost for Instagramでリポストする方法を紹介します。

1.リポストしたいコンテンツを選択する

①Repost for Instagramアプリを開き、Instagramアカウントでログイン。

②ログイン後、リポスト画面を開き、画面右上のInstagramアイコンをタップしてInstagramアプリに切り替える。

③リポストしたい画像を選び、右上の「…」をタップし、「リンクをコピー」を選択

2.Repost for Instagramに反映させる

①リンクをコピーすると、Repost for Instagramのアプリに投稿内容が記録されます。記録された投稿をタップすると、編集画面に進めます。

②編集画面では、アカウント名の表示位置やキャプションの自動コピーのオンオフなどの設定が可能です。編集完了後、「リポスト」をタップ。

なお、投稿に複数メディアが含まれている場合は「すべてのメディア」もしくは「現在の写真」を選択しましょう。アクセス設定で写真のアクセスが許可されていなければ「写真の追加のみ」に変更してください。

3.リポスト用コンテンツを投稿する

①リポストボタンをタップし、インスタを起動。

②ストーリーズもしくはフィード、どちらにリポストするかを選択。

③希望する方を選択し、「シェア」をタップすればRepost for Instagramでのリポストは完了。

インスタでリポストできない場合の対処法

リポストを試みても、元のアカウント設定によっては投稿できない場合があります。

「ストーリーズでの再シェアを許可する」がOFFになっていると、ストーリーズの投稿ができず、リポストも不可能です。

リポスト対象のアカウントが非公開の場合もリポストはできません。リポスト前に、対象アカウントが非公開でないか確認しておきましょう。

最後に、Repost for Instagramアプリの不具合も、リポストができなくなる原因です。

外部アプリに不具合がある場合は、最新版への更新・再起動・再インストールなどを試してみましょう

インスタはリール動画もリポストできる？

外部アプリのRepost for Instagramを使用するとリール動画もリポストすることができます。

また、その他にInstagramには、他のユーザーの投稿をリール動画としてリポストしたり、加工・アレンジして投稿できる「リミックス」機能があります。

リミックスの手順は、以下のとおりです。

1. リミックス対象の動画を選択する
2. 動画を編集する
3. シェアする

リミックスは、まず動画を選んでから「…」マークをタップします。その後「リミックス」を選択し、リール動画の編集画面に移行しましょう。

音楽やスタンプ、テキストなどを加工のうえ、キャプション・タグ付け後に「シェア」することで他のユーザーのリール動画を投稿できます。

インスタでリポストするメリット

インスタでリポストするメリットを、以下5つの視点から解説します。

• UGCが増加する
• コンテンツ作成のコストを削減できる
• 自然に宣伝できる
• フォロワーを獲得しやすい
• 投稿を上位表示させられる

UGCが増加する

リポストにより、UGCが増加します。UGC（User Generated Content）とは、企業によるコンテンツではなく、一般ユーザーによるコンテンツを指します。

ユーザーの投稿をリポストするアカウントと認知されると、リポストしてもらいたいユーザーが商品・サービスについて積極的なリポストを行うようになり、UGCの増加が期待できるでしょう。

リポストされたユーザーは、自社アカウントに対して親しみを感じる傾向にあり、その後も自社サービスに関する投稿を続けてくれるかもしれません。

コンテンツ作成のコストを削減できる

リポストを活用することで、コストをかけず自社アカウントのコンテンツを増やせます。

オリジナルの素材で運用する場合、投稿作成のための企画や制作などが必要で、費用や工数がかかります。

一方、リポストなら他のユーザーの投稿を借りる形になるため、コストをかけずに運用できることも魅力的なポイントです。

自然に宣伝できる

自然な形で宣伝できることもリポストのメリットです。

インスタの企業アカウントは、商品やサービスの紹介に投稿内容が偏りがちです。そのため、ユーザーに広告として捉えられる傾向にあります。

リポストであれば、元の投稿は一般ユーザーなどの発信が多いため、宣伝・広告のような印象を与えにくく、かつ親しみを感じさせられます。

投稿が見られるのはもちろん、購買につながる可能性も高まるため、リポストは非常に大きなメリットになるでしょう。

インスタのリポストに関する注意点

インスタのリポストに関する、以下6つの注意点について解説します。

• リポスト対象の投稿者に許可をとる
• メンションをつけておく
• お礼のコメントを忘れない
• リポストであると明記しておく
• 無編集で投稿する
• 商用利用はしない

リポスト元とのトラブルを避けるためにもリポストアカウントの運用を考えている場合は必ず把握しておきましょう。

リポスト対象の投稿者に許可をとる

リポストを行う際には、必ず元の投稿者に許可を取るようにしましょう。

無断でのリポストは、著作権侵害やプライバシーの侵害となる可能性があります。

メンションをつける

元の投稿者をメンション（＠ユーザー名）してリポストしましょう。

キャプションにメンションを記載することで元の投稿者に通知が行き、リポストしたことを知らせることができます。

お礼のコメントを忘れない

リポストした際は、元の投稿者に対して感謝のコメントを添えることが望ましいでしょう。

感謝のコメントを残すことで、リポストに対する好意的な反応を得られます。

リポストであると明記する

リポストであることを明記することで、フォロワーに対して元の投稿者の情報を正確に伝えられます。

リポストであることを明示しないと、誤解を招く可能性があります。

無編集で投稿する

リポストは元の投稿内容を編集せず、そのまま投稿するのが基本です。無断で編集を加えると、元の投稿者の意図が歪められる可能性があります。

商用利用はしない

商用目的としたリポストには、特に注意が必要です。

商用利用の場合、元の投稿者に明確な許可を取ることが重要になります。無断で商用利用を行うことは、法的な問題を引き起こす可能性があるでしょう。

まとめ

インスタのリポストは、他のユーザーとのつながりを強化し、フォロワーに価値のあるコンテンツを共有する有効な手段です。

しかし、リポストを行う際には、必ず元の投稿者に許可を取り、エチケットを守ることが重要です。

また、リポストのメリットを最大限に活用するためには、注意点を守りつつ、戦略的にリポストすることが求められます。

株式会社リベルテ
代表取締役　長谷川和也