
社内には中立的な立場の存在が必要
社内での言いにくい悩み相談から管理者コーチングまでされるキャリアカウンセラーの清水さんにインタビューしました。
キャリアカウンセリング及び管理者向けコーチングを始めたきっかけを教えて下さい
以前、自分が会社の管理職の立場になったときに「人」に関わる問題、課題の多さを痛感しました。社内には中立的な立場の存在が必要だと思いキャリアカウンセリングの必要性を感じました。
また経営者側の立場になると、どうしても数字にばかり目がいきがちです。
そこで、職場環境に取り組む専門職の仕事がしたいと思いました。
今までカウンセリングやコーチングをされてきた中で、ご相談が多いものや特に最近多いのはどういった内容のものでしょうか?
カウンセリング面では、人間関係が多いです。実は、職場の悩みの9割は人間関係と言われています。
コーチング面では、自分でやりたい仕事(これから起業したい方)や、なりたい自分に代わりたい!という方が多いですね。
企業内では目標達成やキャリア形成に向けてセッションを受けられる方が多いです。
企業カウンセリング導入が増える中で企業のメリットは何でしょうか?
キャリアカウンセリングを実施する企業のメリットとしては、
- 社内のコミュニケーションの促進
- 職業能力の向上
- 業績や生産性の向上
があります。
まずは、全体的な職場の環境をみていき、問題を把握する事から始まると考えます。
カウンセリング、コーチングというそれぞれ目的の違う手法でアプローチし、個人の悩みや目標に寄り添うことが、結果として企業全体の業務効率が改善・向上に繋がります。
管理職における人材育成で必要なことは何でしょうか?
管理職としての「在り方」が最も重要です。
「信頼関係の構築」が基盤になります。
それらを一から学んで頂き指導法、コミュニケーションの取り方、などをお伝えしていきます。
管理者向けのコーチングで大切なことは何でしょうか?
コーチングとは答えを自らで気づき乗り越えていく手法です。一辺倒なよくあるマニュアルではなく、その人の持っているリソースを引き出してあげることで自ら問題解決に導くことができます。
ご自身に合った指導法やコミュニケーションが得られると思います。
今後の抱負はありますか?
主体的に動いていき、物事を多角的にみれるような人材を育てていき、一人一人がイキイキワクワク組織の中で輝くことができると良いと思っています。
今後、社会にとってキャリアコーチングやカウンセリングがより身近になるよう活動をしていきたいと思います。
気になっていただいた方や企業様は気軽にご相談くださいませ。